Japanese Restaurant Academy Column (Japanese)
今回は飲食人(飲食業従事者)のキャリアについてお伝えします。
前回、自己紹介させていただいたように「飲食人のキャリア形成」が私のミッションです。
ので、今回に限らず今後も「キャリア」について、たくさん触れさせていただきます。
さて本題ですが、私が他業種から飲食の世界に入り仕事をする中で、ふと気付いたことがあります。
それは「“キャリア”という言葉が極端に少ない」ということ。
正確に言うと「キャリアデザイン」ですが、まあ横文字で言えばいいという問題ではなく、スキルアップやキャリアアップなどについて話し合う環境が少ないということです。
気付いたのは20年近く前。今も業界は変わっていませんが、私なりに飲食人の未来形成に何が必要かを考え、「飲食業界で仕事をする上での生き抜き方」を提供することが命題になってきました。
私がYouTubeで情報を発信しているのも、短期実践の調理学校「飲食塾」を企画・運営しているのもそのためです。
自分の望むキャリアは下記のどちらか、または両方を目的として行動すれば歩めるものです。
・「情報」を得て自分のキャリア形成においてなすべきことを知る
・「高度で専門的な調理技術を身に付ける」ことで選択肢を広げる
例えば、これまで飲食業界に関わったことのない方が、「海外で就職したい」という目標を持ち情報収集をした結果、「海外で寿司職人になる」という選択をし、「高度で専門的な調理技術を身に付ける」努力をする、といった形です。
次回以降は飲食の世界で働いている方、これから働こうとする方に、それぞれのキャリア形成に関して参考やヒントになることを書いていきます。
引き続きよろしくお願いいたします。
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