先日、「飲食塾」の生徒の皆さんで、ケータリングを実施しました。
教室で仕込みをして、会場に伺い、寿司を握ったのです。
結果、大盛況だったのですが、これには「生徒の皆さんに学びの場を提供する」という意図もありました。
それは、お店での仕事以外で、寿司職人としての稼ぎ方もあることを知り、それを実践で経験することです。
料理人の働き方、稼ぎ方は多様化されつつあります。
特にコロナ禍でそれが加速しました。
レストランに勤めること以外に今回のケータリングや料理教室、YouTuberだってありえます。しかも、それらを複合的に仕事とするのではなく、単体で生計を立てている方も多く出現しました。
SNSの普及やそれらを支援するプラットフォームもたくさんあります。
これに市場として海外を掛け合わせるとビジネスとしての成功確率も上がります。
実際、海外で日本人が寿司のケータリングでビジネスを展開するケースがあります。
お店を持つだけが料理人のゴールではなく、多くの選択肢、それを選べるスキルも持って欲しいものです。
飲食の世界で働く方々の可能性は、もっと広がっていくでしょう。